シアワセを手にしたらあとで何を失うのでしょう
あなたの顔を見ていたらそんな風なことを考えてしまう
暗がりの傍で見ようとすれば見えなくなる
ぼんやりした灯りのようにシアワセとは不思議なもので
揺るがないシアワセがあればいいと
あなたのことを見ていると死にたいくらいに思うのです
暗がりの傍で見ようとすれば見えなくなる
ぼんやりした灯りのようにシアワセとは不思議なもので
小さな明かり残したまま 寝息が夢を作る音をたてて
あなたは眠る
その灯りすら笑っちゃうくらいの
小さな宇宙のことなんて
あなたに知らせるすべはないけれど
それはそれとしていいかなぁ
お金を貯めてあとで何が得られましょう
あなたが飽きてしまったというなら
お金を払うから愛のあるフリをしてもらおうか
やあ 名前を付けましょう
暗がりの傍で見ようとすれば見えなくなる
あの肝心な光みたいにシアワセとは不思議なもので
気づいたら世界は夢であふれてた