薄暗い部屋に座って 嵐の音を聞いている
これから何をすべきか 何もかも宙に浮いたまま
着地ばかりを考えて 跳ぶ事が出来なかった助走
言い訳はもうひからびて 砂になった
高い位置を保って 慣れない羽根を もどかしく 強く ねじって
笑われてもいいから 触れたい あの雲の切れ間にあるイメージ
気だるい午後のニュースでは 突出した人たちが笑う
嵐は止みそうもない テーブルには一枚のメモ
「暖かい毛布にくるまって 何も望まない瞳の奥で見る夢は
自由な鳥も きれいな花も 全てが 白黒の世界」
今わかるのは 嵐が止むのを 待つこともないということ
笑われるくらいでいいんだ あの雲の切れ間を見据えて
words and music / もすさ
arrange / 義兄弟