風見鶏
誰かの背中を押し出すように風は吹く
時計の針が繋ぐその先へ向かうように

最近空模様曇りがち体温は低下気味
思わせぶりな日差しを集めて笑おう

風見鶏見据えた先流れる未来
移る時代その先を探し続けるよう
回る日々
ただ一人君がここで見つめた世界
光と影の矛盾を正しく繋げよう

風の噂なんて嘘にまみれた七十五日
あの日あのときが大切なのは僕だけですか

最近空模様雨降りな世界は泣いている
佇む人々木陰の下待つだけでいいんですか

風見鶏見据えた先ざわめく未来
巡り巡る喧騒の向かう行き先を
語る意味
ただ一人君の中で見つける世界
妥協に捧ぐ理想像求め続けるよ

東と西の狭間で眺める世界
繰り返す日常を明日に繋げるよう
回る日々
風見鶏君がそこで見つめた世界
終わりのない平穏を祈り続けるよ