空に向け手をかざす
つき刺さすよな赤い太陽
果てしなく続いてく渇いた無限の敵
捕らわれる足遠くなっていく願い
行く手を阻む敵は姿が無く
誰もが追い越してゆくあまりの速さに
無力さ思い知らされる毎日
目を閉じて
身を任せ
ありのままで
空に向け手をかざす
つき刺さすよな赤い太陽
終わりなく向かいくる
湿った異形の敵
視界ゼロ閉じたこの世界
その手は何も掴めないまま
抗う力も無くした末に知った
操られるまま過ごす黒い時
恐れずに怯まずに
ありのままで
行く先を阻むのは
隙を狙う貪欲な理想
灼熱の太陽は
正常な思考を奪ってゆく
果てしなく続いてく
渇いた無数の敵
空見上げ風吹かれ
雨に打たれ耳を澄ます
褐色の風に挑み
声にならぬ魂の詩
空に向け手をかざす
つき刺さすよな赤い太陽
標なき路へ進む
過ぎた日々のしがらみを断って
境界を打ち壊し
己が為の道を踏みしめて
目が眩み 倒れそうな
この世界のみらいは何処