バースデーガール(デモver
貴方がそう望むなら苺のショートケーキに
 ロウソクを一本おっ立てて
 明かり消してありふれた音楽を
 小さな子供の頃はいつも毎日が誕生日だった
 気が付いたら気づけなくなってた
 ずっとロウソク消せなかったんだ

深夜の音楽番組の中で
 好きなバンドの映像流れてて
 あんまりテレビに出ない人なのに、
 ちょっとなんだか嬉しかったんだ
 間違いさがしみたいに凝視して、60秒のライブで満足。
 魔法かかったカーテンの奥の 
 窓の外では雪が降っていた

バースデーガール
 苺の酸味いつもより忘れてて
バースデーガール
 泣き面に蜂なんてよく言うもんね
バースデーガール
 なんでこんな時間にインターホン?
バースデーガール
 いつもの友達、みんなクラッカー鳴らして


貴方がそう望むなら、あんま慣れないワイン用意して
 六畳ちょっと雰囲気があるね
 赤のグラスに少し照れるよ
 酔いかほてりか、ほっぺを染めて
 イチか、バチかの勝負に出るよ
 だって今夜はバースデーガール
 魔法かかった君の笑顔に

バースデーガール
 へらっと笑う貴方をじっと見つめて
バースデーガール
 脳内で爆音のラブソングかけて
バースデーガール
 時計の針が真上で重なり合っても
バースデーガール
 やっぱ言えない、言わない、どうかボリュームを


 貴方がそう望むなら苺のショートケーキにロウソクを
 段々、苦しくなってく。
  段々、酔いが覚めてく。
 
  覚悟決めて 灯りをともすよ

バースデーガール
 エンドロールで貴方とキスが出来たら
バースデーガール
 ありったけの、熱量あなたに送る
バースデーガール
 不安で僕は今も窒息しそう
バースデーガール
 酔いかほてりか貴方は、ほっぺを染めたよ