肌寒い朝、目覚めて気づく部屋の青い空気
いつものメープルトースト
ゆっくりドアを開ける
11月も終わりに近づいている
止まった時計台
吹き抜ける冷たい風
濡れた木の葉 優しい陽だまり
いつも傍にいたあの人が
いないことがこんなに苦しいなんて
夢の中でキミを追って気が付くと涙が溢れ
て
美化されゆく思い出だけが、とても憎くて憎くて。
濡れた木の葉 優しい陽だまり
いつも一緒だった、あの時間の思い出が手の中からこぼれてゆく
夢の中でキミを追って
気が付くと涙が溢れて
どうしてだろう心だけが痛くて痛くて
夢の中でキミを追って
目が覚めると涙が溢れて
声を枯らせて叫んだ
さよなら、さよなら
さよなら