真夏の夜中 弾ける花火
忍び込んだプールサイド
思い出したよ 確かあなたは
僕を見て「楽しいと言った」
寂しいけど もう行かなくちゃ
「変わらなくていい」なんて 嘘さ
だけど
ここにあるもの ずっとあるもの
それだけは時の流れに
関係もなく 僕の心で輝いている
真冬の夜明け 少し降る雪
誰もいない 各駅停車
思い出したよ 確かあなたは
僕を見て「ごめん」と言った
悲しいけど もう行かなくちゃ
君が彼の待つ所へ
帰るように僕も大人になる
そして
ここにあるもの ずっとあるもの
それは時に牙をむいて
残酷なほど 僕の心を突き刺すけれど
ここにあるもの ずっとあるもの
良くも悪くも 変わらずに
ここにあるもの 今もただここにあるもの
ここにあるもの ずっとあるもの
喜びも愛しさも悲しみも嘘も全部
選べもせずに僕の心にあり続ける
まばゆくずっと 輝き続ける