『冬眠』
冬眠
作詞作曲/ART

ポケットに手を入れたまま
月明かり 照らされた道
左手であたためた昨日は
いつもより寒いからじゃない

いつまでも君の影は
つめたい日々にもにごらないけど
溢れ出す気持ちには
届く言葉みつからないよ

たとえば遠くに見える 街の灯りたちは
あたたかすぎて
顔をふせて気づかぬふりした
ここにはいないよと
僕は僕に嘘をついた

ポロポロとおちてきた雨は
星と涙 隠したけれど
両の手で 握りしめた明日は
きっとほんとの僕じゃないから

たとえば遠くに見える 街の灯りたちは
あたたかすぎて
顔をふせて気づかぬふりした
ここにはいないよと
僕は僕に嘘をついた

たとえば遠くに見える 街の灯りたちは
あたたかすぎて
顔をふせて気づかぬふりした
ここにはいないよと
僕は君に嘘をついた