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月が照らす夜に

月夜は照らす
響む波の音
其処で初めて
永遠が嘘と知る

人魚は唄う
蕩ふ感情
ウォッカを用意しよう
灯火は未だ消さないでおくれ
『今夜はもう少し夢を観ていたいんだ』

僕は此処だ
怯えないで
さぁ
僕の弱さを知ってくれ

僕の名は彗星
右は青色
左は白の
翼を拡げ
何処まで行こうか

尋ね人に問う
最果ての地で
『忘れ物はもう取りにはいけないかい』

月夜は照らす
響む波の音
其処で初めて
永遠が嘘と知る