何かが足りないと 見えないものを探してた
大事なものは最初から持ってる
気付いてる 気付かないフリをしている
その手に握ってる
本当はわかってた
君がくれた言葉は全部覚えてる
一人でもいいなら一人じゃなくてもいいでしょ
あぁ そうだな 一人でいる事が
寂しくないわけないよな
怖くないわけないよな
この手を開いたら大切なものがあったよ
その手を繋いだら 不思議と怖くなかったよ
いつからだろう 心を閉ざして逃げたのは
いつからだろう 世界を小さく見せたのは
君がいなくなって もう何年たったかな
忘れてしまうことが最近多くて
思い出す 大切な事を思い出す
もうわかってる 忘れちゃいけない事だけは
君がくれた言葉は全部覚えてる
一人でできる事 一人じゃできない事がある
あぁ そうだな 一人だからこそ僕らは
繋がりを求めるんだろう
君を守りたくなるんだろう
この手を開いたら大切なものがあったよ
その手を繋いだら 不思議と怖くなかったよ
あの時の君も一人が怖かったんだろう
あの時の君もさみしかったろう
誰もが言葉にできない思いを
今日も抱えて過ごしている
君に開いた手のひらで何を掴もう
明日を掴もう
未来を
あの時の君のように手を差し伸べられないけど
寂しくてどうしようもない時は
泣きたくてどうしようもない時は
瞳を閉じてよ
耳を澄ましてよ
聞こえるか
その手を開いたら大切なものがあるから