心拍
見慣れた世界繋ぐ ボクらの狭い世界
途切れる隙間 空の青さに溶かし込んだ
揺れるボクとキミのほんの空しさも 
明日へ繋ぐ 色あせないほんの確かなひとつ


そう濁る今日に響いて ボクは少しだけ飛んだ
痛むような気がした また少し遠のいた
見えない振りをしていた 切なさだけが増した
いつかの後悔さ 繰り返しただけ


あぁ 心拍とともに流れる有限
出し切れず読み解けぬココロの内
届いていたきっとそうさ
そう信じている


見慣れた部屋 空 キミ 風
ボクはずっとこのまま繰り返して
夕暮れの街 伸びる影 沈む今日にサヨナラ手を振った
音のない 夜の気配 キミからサヨナラ声に出した


憂うよるかぜ 裸のココロそっと乗せる
ほつれるキモチをやさしくほどく
届いていたきっとそうさ
そう信じている