目指すのは 愛添う地だ 近付いても
振り向かず 一番前を 走り(走り)続けよう
始まり告げた笛の音は
空に忌憚なく 遍く響き渡る
左にアイツ 右に君
もう逃げ場所は残されてない
回るだけの繰り返しにも
小さいながら変化があるのだとか
君が言ってた 螺旋のように
上に上に 向かうのかもしれない
目指すのは 愛添う地だ 近付いても
体中 走る ノイズ 消える(消える)事はない
後ろから 気付く 迫る 重いプレッシャー
振り向かず 一番前を 走り(走り)続けよう
いつか見つけたあの虹は
空から墜ちて 地面で割れた
さぁ永遠を肯定するなら
その前にある一秒は何だろう
限界があるからこそ人は
一瞬に 今に 価値を感じるんだ
両の手に 燈る ものが 視えますか
口の端に 溜まる 息は どのよう(どの様に)に映りますか
斜めから 射した 雨に 常にレシーバー
痛みなど 構う ものか 悪く(悪く)ないだろう??
見上げれば なんだろうね 嗚呼、あれは
鮮やかに 空を 漂う 数多(数多)の泡沫
足も急く程知りたくもなってきた
最後まで 走り 抜ける 今(今)立ち上がろう