濡れた髪のままでいいから
もっと側にいてくれよ
触れる その細い指先に口付けるよ
いつでも何かに怯え
卑屈な俺と同じ様に
過ぎた日を忘れられずに
つまづきばかり繰り返して
割れた鏡の中の貴方
不敵な思い抱いて
やけに寂しげな目のままで俯いてた
何も言わなくていい
笑顔が見たいだけだから
疲れた貴方の顔は寂しい夜を生むだけだよ
乾いた唇 あの輝きと優しさ
感じる為だけにも
途切れた2人の愛 戻る訳ないけど
振り返り笑ってよ
奪える愛なら奪いたかった
貴方の全てを
溢れる想い空に投げ出して
ゆっくり歩こう
寂しさ抱えながらでもいいさ
感じる 泣かないでよ
消えない想いならば いつまでも
捨てずに抱いていればいいよ