夏の夜に 僕は死にたいと思いました
カミソリで手首引き裂いて 死にたいと思いました
夏の夜に 僕は生きたいと思いました
だって人生辛い事もあれば 良い事もあるはずだって
せめてもう一日生きろよ せめてもう一日藻掻けよ
だって ヘラヘラヘラ笑える日が来る 笑える日が来る
きっと ヘラヘラヘラ笑える日が来る 笑える日が来る
恋の音 僕の耳を狂わせて
カミソリで手首引き裂いて 死にたいと思いました
生の重み 僕の精神を押しつぶした
カミソリで手首引き裂いて 死にたいと思いました
例えもう一日生きても 僕の思いは届くのか
だって
例えもう一日生きても 赤い線は繋がるのか
そして
迷いに迷って駆け出したあの夜
ぶらりぶらりと街中を彷徨う
電車飛び込み海を目掛けて
カミソリ右手にギュッと握って
崖の上で戸惑う少年
月の光を背に負う少年
右手のカミソリ震えだす
手首目掛けて宙を裂く
僕が死んだら何か変わるかなって
この苦しみから逃げられるかなって
朝焼け ユラユラユラ 燃え上がる燃え上がる
夕焼け メラメラメラ 燃え落ちる燃え落ちる
いつか ヘラヘラヘラ笑える日が来る 笑える日が来る
きっと ヘラヘラヘラ笑える日が来る 笑える笑える日が来る