プロフィール
Seij minus aÇ
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東京
Ambient / Electronica / Techno
hAj
プロジェクト名の Seij minus aÇ (セイジマイナサス)は、「静寂に内在する負次元(の音楽)」を意味する。

プロジェクトの具象化は hAj による創案、様式、製作の反映である。

その発現以来、 Seij minus aÇ は、音的には electro-industrial 、 goth-darkwave の一般的な作品や各種ジャンルからの影響に触発されつつ苦悩、悲哀、恐怖、破壊、速度、光とそれらの基盤に対する hAj の関心と共にある。


楽器器具は全て電子・ソフトウェア・インストゥルメントを用いている。ヴォーカルはソフトウェア・エフェクトにより処理されている。
一般的なロック楽器は用いていない。

2002年に公開した 1st アルバムの創案は、超現実性、抽象、メタフィジカルな追求の深みに居る事を指向としていた。
音楽的分かり易さと踊り易さの市場に対する適用性への意識は比較的小さかった。
各曲の構成はむしろ慣習的でなく、テンポはよく変化し、歌詞は主題と主張を捉える意味で抽象的で曖昧であった。
hAj は率直に、このファーストアルバムはどこかの高度に進化した地球外生命体が評価すればという自身のわずかな妄想的希望を以ってして創案したと考える。

連続した不運、生活苦、身体的不調、心理的制約、そして創造性の欠如が hAj の製作進行の障害となり、2nd アルバムの公開は 1st 以来13年がまさに経過した。

この新作の 2nd は 1st に比べ、曲構造の分かりやすさ、ダンス性、歌詞の主題と主張の明瞭さを持ち合わせている。
加えて、新作の創案は特に、J. S. バッハの作品の一部の洋式と世界感と、日本各所に御座す数々のいわゆる「聖域とその建築」の存在とその雰囲気から、着想を受けた。
歌詞の主題は、人類の存在を含む宇宙の過去・現在・未来に関するフィクションとしての考察、希望、裁き、失望、憂慮、関心を示す傾向にある。
人類を凌駕する発達したレベルの未知の存在たちへの崇敬は常にあった。


新作の各曲の説明は、「曲の背景」として提供されている。


hAj は、宇宙とその進化および至福の為の「良意」に対する畏敬の念と祈願を以ってして、この新作を提供する。


hAj は、少なくとももう1つのアルバムを将来創案・公開する事を望む。