undertripper

時の立つこと、矢の如し
と思い知らされるまま、早くも今年の1クールを終えようとしていますが、世の中一変してしまった感じだけはどっしり感じている今日この頃です。
先ずは何よりも先に、この度の東日本大震災において、直接に被害をこうむった方々、並んで現在もあらゆる所で余波であったり、復旧作業であったり、大変な思いをされている全ての方々に、お見舞い申し上げます。
一人間として、こんな手前味噌な事しか書く事の出来ない非力さを悔いるばかりです。
手前味噌ついでながら、一日も早い事態の終息、復旧、復興への動きだしを、心から祈ります。



『pray』と言う曲が、僕らの曲にあります。その曲の事を
少しだけ書いてみようと思います。
去年の事、アルバム制作に合わせ曲作りをして作った曲ですが、内容はと言うと、『ヒロシマ』にいる自分の事を前提にして作ったものです。
…？な感じだと思います。が、広島には限らずですが、長崎と共に核を落とされ、それを乗り越えて復興してきた土地の人間として、…と言うよりは、それをなし得た幾多の人々を通して育ってきた人間としての思うことを綴ったものです。

今回の震災に関しても、僕はやはりモニターを通して見ている側である分、この曲にリンクを感じてしまったりしています。
極端な例えかもしれませんが、『戦後復興を支えた人達=震災後を支えていく人達』がリンクし、今その曲を演奏する術を持つ僕らがもつ、甚だ微力ながら唯一の手段だと思い、長々かいてみてしまいました。

単純な心で伝えるべき事はない
曖昧な言葉で濁る世界は塞ぐ

曲末の歌詞です。僕らにとって何が最善の行動なのかは皆目検討もつきませんが、この歌詞の様な自戒を持ち、精一杯の想いを活動を通して、表現出来ればとも思っています。

来月10日、関東（東京）に一日だけですが、LIVEをしに行きます。東北に並んで、多くの余波がある地での大切な一日なので、前持って今の事を書いて置いた上で、精一杯頑張ります!!!