暫く」…しばらくと読みますけども。
常識みたいですけども。
ぼくずーっと「ツク」って読んでました。
今まで何百冊と小説読んでまいりましたが、ずーっとそう読んできました。
夜ピク借りた店長に教えてもらいました。
お恥ずかしい…
あと「既存」…キゾンと読みますけど。
ずーっと「ガイゾン」と読んでました。
お恥ずかしい。
●妄念3
「16日午後三時ごろ、飲食店をいとなむ、北別府鞠男さん46才が死体で発見され
ました…」
概要
マリオは従業員に給料が払えず困っていた。
しかしそのことはまだ伝えてはいない。
どうしようかと思い悩んで店でその時をまっていた。
あれこれ考えているうちに、従業員が出社してくる慌ただしい足音が聞こえてき
た。
その一人と軽いあいさつをかわし彼が店内を見渡すと、オープンの準備が出来て
いない事を詰ってきた。
あぁとつぶやくようにマリオは頭をさげ本題を切り出そうとした。
その頃には先に着替えをすませた従業員たちも、朝礼のために集まりだした。
あとからやって来た彼らも何やら重たい雰囲気に飲まれているようだった。
マリオは意を決して、給料が払えない事を伝えた。
罵詈雑言の雨嵐。
最後には男子従業員が掴み掛かって来た。
マリオは逃げた。
調理場の奥の勝手口から裏の倉庫へと逃げた。
倉庫は鍵がかからないので、つっかえ棒に大きなおしゃもじを使った。
そして、自分から袋小路に来たことを嘆いた。
あぁ…
とびらが叩かれる。
その音はだんだんと強くなってくる。
やばい…
焦ったマリオは高さ80センチ直径65センチの寸胴鍋に、体をまるめ納まった。
頭からはまた大きな両手鍋をかぶった。
ドスンという音とともにとびらは破られた。…らしい。
マリオを呼ぶ声が聞こえる。
あぁもうダメだ…
マリオは意を決して両手鍋の底を両手で押し上げる格好で顔をだそうとした。ま
るでサザエさんのエンディングのたまのように
もう謝るしかない…
顔を出したとたん…グシュ!。
なんだこりゃ!
たまねぎだ。
目の前の従業員はみな手にたまねぎをもってこちらを睨みつけている。
そして合図したかのように一斉に投げ付けて来た。
あーっ、玉葱がうまいこと、寸胴と体の隙間に入り込んで身動きがとれない。
彼らはさらに投げ付けてくる。
思わずマリオは両手鍋をすっぽりとかぶった。
どすん。
頭の上で大きな音がすると諦めたのか、彼らは去っていったようだ。
マリオは用心して30程そのままの態勢でいた。
人の気配がなくなったのを確認して、そっと鍋を持ち上げた。
あ、アレ?
鍋が持ち上がらない…
焦った…焦った…
「助けてくれー!」
マリオ、マリネになって死亡…
常識みたいですけども。
ぼくずーっと「ツク」って読んでました。
今まで何百冊と小説読んでまいりましたが、ずーっとそう読んできました。
夜ピク借りた店長に教えてもらいました。
お恥ずかしい…
あと「既存」…キゾンと読みますけど。
ずーっと「ガイゾン」と読んでました。
お恥ずかしい。
●妄念3
「16日午後三時ごろ、飲食店をいとなむ、北別府鞠男さん46才が死体で発見され
ました…」
概要
マリオは従業員に給料が払えず困っていた。
しかしそのことはまだ伝えてはいない。
どうしようかと思い悩んで店でその時をまっていた。
あれこれ考えているうちに、従業員が出社してくる慌ただしい足音が聞こえてき
た。
その一人と軽いあいさつをかわし彼が店内を見渡すと、オープンの準備が出来て
いない事を詰ってきた。
あぁとつぶやくようにマリオは頭をさげ本題を切り出そうとした。
その頃には先に着替えをすませた従業員たちも、朝礼のために集まりだした。
あとからやって来た彼らも何やら重たい雰囲気に飲まれているようだった。
マリオは意を決して、給料が払えない事を伝えた。
罵詈雑言の雨嵐。
最後には男子従業員が掴み掛かって来た。
マリオは逃げた。
調理場の奥の勝手口から裏の倉庫へと逃げた。
倉庫は鍵がかからないので、つっかえ棒に大きなおしゃもじを使った。
そして、自分から袋小路に来たことを嘆いた。
あぁ…
とびらが叩かれる。
その音はだんだんと強くなってくる。
やばい…
焦ったマリオは高さ80センチ直径65センチの寸胴鍋に、体をまるめ納まった。
頭からはまた大きな両手鍋をかぶった。
ドスンという音とともにとびらは破られた。…らしい。
マリオを呼ぶ声が聞こえる。
あぁもうダメだ…
マリオは意を決して両手鍋の底を両手で押し上げる格好で顔をだそうとした。ま
るでサザエさんのエンディングのたまのように
もう謝るしかない…
顔を出したとたん…グシュ!。
なんだこりゃ!
たまねぎだ。
目の前の従業員はみな手にたまねぎをもってこちらを睨みつけている。
そして合図したかのように一斉に投げ付けて来た。
あーっ、玉葱がうまいこと、寸胴と体の隙間に入り込んで身動きがとれない。
彼らはさらに投げ付けてくる。
思わずマリオは両手鍋をすっぽりとかぶった。
どすん。
頭の上で大きな音がすると諦めたのか、彼らは去っていったようだ。
マリオは用心して30程そのままの態勢でいた。
人の気配がなくなったのを確認して、そっと鍋を持ち上げた。
あ、アレ?
鍋が持ち上がらない…
焦った…焦った…
「助けてくれー!」
マリオ、マリネになって死亡…
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