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F1のテーマソングがいつのまにかQUEENの「FLASH GORDONのテーマ」になってる。すごくなつかしい。発売当時このレコードはどきどきしながら何度も聞いていたな。ブライアン・メイの結婚行進曲なんてあったりして・・・
全然関係ないけどQUEENといえばシンセサイザー論争というのがあって、その昔、シンセサイザーは楽器じゃない！という今では考えられない論争があり、アルバムに「このアルバムはシンセサイザーは使ってません」とわざわざクレジットするアーチストが多数いた時代があった。QUEENもその一つに数えられていたが、時代の波に負けたのか初めてシンセを大胆に導入し、ディスコにも歩み寄ったのが『Flash Gordon』の前のこの『The Game』というアルバム。当時とにかく新鮮で随分聞き入っていた。というより他のバンドとは違うシンセの使い方、その不思議な感覚に魅せられていたのかもしれない。このアルバムからは「Another One Bites The Dust」（邦題／地獄へ道ずれ！）や「Crazy Little Thing Called Love」を始め、代表曲となるヒットが生まれたわけだが、並みいるヒット曲をさしおいて個人的にもっとも気に入っていたのは、B面に入っていた「Sail Away Sweet Sister」という曲。いや、これは隠れた名曲でしょ。別に隠れてないか。とにかく引き出しの多さにかけてはQUEENの右にでるバンドはいないわけで、こんな凄い名曲をB面にこっそりいれておくのがまたQUEENの凄さだったのか。