Oct1
学生時代
2008年10月01日 hito-sick
最近、高校時代のツレ(前田)とよくお茶してます。
前田は、営業でうちの駅に来たら電話をくれるんですが、いやぁ、疲れてる。
いつも目にクマ作ってる。
週6,7で働いてるって。
普通に休める状況にあるのに、彼は、働くか働かないかでしか、生活を分けられないらしい。
でも、そんなグレーゾーンを持てない彼を、結構カッコいいとも思う。

で、高校時代の話をよくするんです。

誰と誰が付き合ってたなぁ、とか、コピーバンドやってたなぁ、とか。

んで、

「お前、結構付き合ってた奴おったよな。」

って、言われたんですが、確かに結構付き合ってた様な気がする。

でも、ほとんどの女の子となんもしてない。

今のオッサンになった思考で言うと、超もったいない。

僕の童貞喪失が高2。何もしなくても、布団に二人いるだけでよかった。その彼女と結婚すると信じてた。

あの頃の純粋な気持ちなんか、今は昔、

「あ~、あの子スルーしたんや~。ただのカモやんけ~。」

と、ただのオッサンの会話。

「何人とやったとか意味ないで。」

とか、多分そうやとは思うけど、それはやってから言いたかった。

いやぁ、甘酸っぱい青春送ってたんやね♪

そいや、高2の修学旅行の時に、その前田と俺ともう一人でノゾキをした。

俺が

「この露天風呂の隣、多分いけるぞ‥」

と悪魔の囁きしたような気がする。

女風呂ゾーンへ、自衛隊の様に入る時、当時の彼女の裸だけ見えた。

「なんでやねん‥」

と、今までの人生の中で一番的確なツッコミをいれた。

「いや、こっからやでしかし‥」

と、冷静に自衛隊員を続けたが、女露天風呂の近くに行き過ぎて(マジで女子から1メートル。木の影。)、何も出来ず、地面に頭をつけて、岩の様に固まってた。

女子が

「うわぁ、めっちゃ星見える~♪」

みたいな言葉の下で、男3人岩になってた。

寒空の下40分、次のクラスと変わるまで、微動だにしなかった。

不思議と全く寒くなかった。

あれが見つかってたら、修学旅行途中帰宅、親にシバカレ、停学、僕の学生時代は闇に包まれてたでしょう。

僕はその後、何もなかったかの様に、夜のクラス対抗出し物大会の司会をした。

先生は僕の司会ぶりを誉めてくれた。
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