Apr27
●目まぐるしく、春の息吹
2006年4月27日 石岡 水岐(Vo,G)
日々目まぐるしく過ぎて行きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

個人的な話で恐縮なのですが、約2年半ぶりに故郷・熊本に里帰りをしました。
3泊4日の弾丸日程。
里帰りとは言えど、実は半分以上は仕事でして、最初は実家が5月に引っ越すというので(とはいっても1km程)小3から育った家を最後に見ておきたいというのが最初の動機でしたが、実家の会社もそこに移動すると言うことでプロモーション等の仕事を我がPugetに依頼されまして、その打ち合わせやらなにやらが日程の半分を占めていました。

結局ゆっくり一ヶ月ぶりのオフを過ごせたのはその中の一日を使って祖母の家に行った時ぐらいでした…。
『時間があったら久し振りに…』と行きたいと思っていた思い出の場所などは2割くらいしか行けませんでした。
普段俺は故郷を恋しく思うことはあまりないのですが、
こうも『寸止め』をされるとかえって恋しくなってしまうものです。
やはり自分の原点というものは大切な物でして、
日々の生活で忘れていた色々な物を思い出す事が出来ました。
目まぐるしい日程でしたけど(笑)。

一日だけのオフを利用して祖母の家の近くの温泉に行ってきたのですが、
いつ行ってもそこの温泉は格別でして、室内風呂と露天風呂の他にロープウェイに乗って行く展望露天風呂があるのですが、
その展望風呂はいつ行っても貸し切り状態なのです。
恐らく普段は観光客以外はそこを使わないのでしょうね。
客層も地元の人ばかりだし。
何が格別かと言うと、貸し切り状態なのもそうですが、町や海が展望出来て、しかも夕方には綺麗な夕日が水平線に沈んでいく様子が拝めるのです。
で、そこでいつもやることと言えば、全裸で岩の上に立って夕日に向かって仁王立ちすることです(笑)。
そこでいつも自分を見つめ直し、夕日と海に向かって今後の決意を改めるのです。
全裸なんですけど(笑)。

故郷に戻ってから『お帰り』と迎えてくれる家族が居て、自分の根本を確認し、そして東京に戻ると『お帰り』と迎えてくれる仲間が居て、「嗚呼、今自分が居るべき所はここなんだ」と再確認出来る。
もの凄くありがたい事だと思うんです。
次は自分の大人として、そしてアヴェンジの原点でもあるシアトルにいつか『ただいま』と言える日が来れば何よりです。
その為にも今は頑張らないと。そしてまたいつもの目まぐるしい日々が始まるのです。
それはそうと、今週は地元でも東京でも『初めまして』と言う機会がやたらと多かった一週間でした。
春、特に四月ならではのものですね。
この時期だけではなく、今後もそういう『初めまして』を、人とのつながりを大事にしていければと思います。
さて、AVENGE INDIANSは年末のアルバムリリースに向けてレコーディングを開始しました。
少しスケジュールが押してますが、それでも順調に進んでいますので、どうかお楽しみに。
それと同時に5月のライヴ2本に向けても着々と準備していますので、楽しみにしていただければと思います。
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