アメリカはカリフォルニア産の5人組でミュリエッタを拠点に活動しているスクリーモの次世代を担う新人バンド。昨今数多くデビューする同系統バンドの中でもその狂気的なライヴパフォーマンスと楽曲の完成度において一線を画する存在。
本作は、今年7月にリリースされた1stアルバムであり、エモ、パンク、ハードコア、メタルなど、様々な音楽性を新感覚で融合したスクリーモ・スタイルをとりつつも、現在のヘヴィ・ロックに通じるメロディアスでプログレッシヴな要素も見事に取り入れている。
予想がつかないメロディーと旋律は幾層にも重ねられ、そこには歪んだシャウトと伸びやかな歌声がのる。鬱々と、宇宙、人生、死、そして何かを学んでいくことの不可思議さを表現する今作は、前作の1st EP同様、プロデューサーにはフィンチやBLINK182を手がけたドン・リスゴーを迎え、よりメロディックであると同時に非常にクオリティの高い作品に仕上がっている。
ライヴにおいては、2年連続で「ワープド・ツアー」に出演。最年少バンドとして出演した昨年から一転、今年は新人バンドの登竜門として注目度の高いスマートパンク・ステージでヘッド・ライナーを務めた、今後が最も期待されるバンドの一つである。
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