雨は気紛れなリズムで 無邪気に笑う
イタズラしている 子供のよう
僕は窓の外咲いた 紫陽花の中から
赤い傘 君の帰りを待つ
焦りさえ包む ホワイトノイズが
雨の中呼んで 時間を止める
過る 湿った土の匂い
雨は気紛れなリズムで 無邪気に笑う
イタズラしている 子供のよう
神様に叱られて 雨上がる頃には
髪を濡らした君は 来てる?
緑葉を滑り落ちる ガラスの滴が
雨の中通る車輪に沿って
弾けるように 空に舞う
雨は気紛れなリズムで 無邪気に笑う
イタズラしている 子供のよう
神様に叱られて 雨上がる頃には
髪を濡らした君は 来てる?
雨は午後の溜め息を 洗い流して
街の音色をいつもと変える
解けた傘を持って 駅に迎えに行くよ
熱いコーヒーが 冷めないうちに
窓の向こうに赤い傘が映る