『Bhargo』
星も眠った真夜中
窓の外見上げれば
三日月からおじさんが落ちてくる
そのおじさんが言うには
「坊やすぐ逃げるんだ
夜明けまでにすべて消えてなくなる」
崩れていくビルに
踏み潰されてさよなら
街は悲鳴の中
猫も空を飛ぶ
Bhargo Devasya Dheemahi
Bhargo Devasya Dheemahi
誰もいない交差点
電柱が歌い出す
懐かしい歌が街中にながれる
昨日までのことが
指輪になるよさよなら
透明なピアノを
地球儀にして
崩れていくビルに
踏み潰されてさよなら
ぼくは眩暈の中
猫も空を飛んでいった
Bhargo Devasya Dheemahi
Bhargo Devasya Dheemahi
Bhargo Devasya Dheemahi
Bhargo Devasya Dheemahi