マッチ売りの少女
マッチ売りの少女

lyric:Yuka Ohbayashi Compose:Yuichi Kanase


足跡残す氷り雪 誰にも届かない声

心まで冷え固まって 動けないでいるの


何も持てない少女は 帰る場所もなく佇んで

何も持たない私は わがままでまだ帰れない


少女が灯した願い事なら 夢の様に儚い世界で

次々に浮かんでは消える 景色がカラダを温めるの

その炎絶やしてしまう前に 私にも見せてこの願いを 

幻でいいのそのマッチで 次の世界へと連れてって・・・


虚しさも慣れてしまえば いつも通り変わらず

痛みは感じないけど まだ生かされている


『流れ星は魂と共に消えるんでしょ?

 消えそうな炎がまたひとりにする

 「行かないで!」と手を伸ばし強く引き寄せた

 そして少女は愛する人の元へ 燃え尽きて逝ったの・・・』


だけど私が灯した願いは 叶うことなくまだ夢の中で

次々に燃やしては消える 現実だけが繋いでいるの 

その炎絶やしてしまう前に 私にも見せてこの願いを 

幻でいいのそのマッチで 次の世界へと連れてって・・・