作詞・作曲/八神京弥
いつもと同じ朝がまた来た
紅茶を煎れてミルク溶かして
そっとスプーンでかき混ぜたら
不意に思い出したよ
ミルクティー 色違いのカップは
青い方だけ汚れ続けている
あの日の二人 小さな幸せ
壊れないこと信じていたよね
何も知らないまま
積もる切なさ紛らすために
紐の解けたレプリカの恋
ずっとあれからこんな日々さ
君はどうしているかな?
ミルクティー シミの残るカップと
思い出だけが洗い流せない
あの日の二人 ふざけ合いながら
笑っているよ 受信箱の中
何も知らないまま
誰かの言葉に負けて流されてしまう僕は
これからも叫べないまま 変われぬまま
小さな夢と 小さな幸せ
守りたかった そばに居たかった
ミルクティー あの日の二人がまだ
僕の心で笑い続けている
何も変わらぬまま
何も知らないまま