足りない記憶 埋める様に
美化されてゆく 思い出の跡
一つ一つは まるで宝石
眩し過ぎて前が見えない
Ah 置き去りにされたままの傷跡が また疼いて
崩れてく前に 止められたなら
今とは違う 未来があったかな?
掬い上げる様に 確かめた思い出が
いつかの君を苦しめた
永久に続くと思ってた
蒼き時代は忘却の彼方
景色と共に 蘇る記憶
また僕をあの頃へと誘う
Ah 知らず知らずの内に落とした物 まだ探してる
優しく揺れてる君のその笑顔が
記憶に変わってゆくその前に
伝えられなかった思いの切れ端が
僕を少し大人にした
新しいものにも すぐに慣れてく僕ら
だけど、忘れちゃいけない物は確かにここに
あの手の温もり
あの日 見た夕日も
あの空の下 重ねた言葉
崩れてく前に 止められたなら
今とは違う 未来があったかな?
二度とは戻らない 傷跡 憂いながら
それでも僕らは 歩んでいくんだ