標高の高い山を上昇した空気が
白く大きな雲へと変わっていく
夕暮れの空に反射するオレンジの雨は
世界の果てのような色彩で日常を映していく
生きるのは決して上手くない方だけど
いつのまにか生き方だけ巧くなって
絶望にも良く似てる不安定さを
両手でバランス取りながら今日も生きる
くだらない存在ばかりを量産する現代じゃ
偽物が増えて楽しい夢もみなくなって
僕らは世界を変えるとかそんな大それたもんじゃなく
ただ一つだけの信じられる笑い合える
偽らないものを探している
切り取った夜空の流星が意味のある何かに変わるなら
そのたびに僕がすこし壊れてもいい
心臓が止まるその時まで細胞が活動をやめるまで
正しいと思う道だけ歩いていけるかな
不安な日々もあった否定される日もあった
楽な道をいきたいと思っていた
一秒間目を閉じ小さく深呼吸をして
踏み出す歩幅の分 前に進めるけど
後悔したことばかり思い出すのだろう
それを背負ってまた前に進むのだろう
譲れないもの守る為 痛みに涙して
かき鳴らせ きみの存在を
その運命の鎖を断ち切るほどの音を
切り取った夜空の流星が意味のある何かに変わるなら
そのたびに僕がすこし壊れてもいい
心臓が止まるその時まで細胞が活動をやめるまで
正しいと思う道だけ歩いていけるかな
君が立ってる場所を起点に半径6000キロ以内には
悲しみに暮れている人もいて なにも考えない馬鹿もいる
人が生きる日々が重なり過ぎて いつか世界は終わるから