涙、咲いたハナビ
Lylics&Music / eine  arrangement / Voona


貴方は覚えてる? 八月の夏の日
夜風を身に纏って 喋らないまま
何もない背景に 二つの影のせて
時間の流れを もう気にし始めた

変わらない背中 両手を添えてみる
「振り向かないで まだこうしていて、、、」 なんて

消してやりたいと思うほど 自分が邪魔
唯それだけ
貴方が傍にいる間 忘れていたいのに

一日が終わりそう 恐れていた時間
咲けば消えて 残って
金色の花

またアレが頭を侵し始めてる
全て悟られて 「何処にも行かないから」

あの花火よりも美しく この空気
包んでみたい
貴方の視線から 決して外れないように

傍にいてくれるだけでいい
失うものは 多かった
今頃は誰かも生まれてくるけど

消してやりたいと思うほど 自分が邪魔
唯それだけ
貴方まで 染まっていく気がしてしまうの

あの花火よりも美しく この空気
包んでみたい
名前呼ぶのも 笑うのも


貴方で最後