星を見に行った夜も
一緒に回ったお祭りも
みんな何も知らなくて
真っ白な雪のようで
海を眺める黄昏も
空に消えてく花火も
きっとまだそこにあって
だけど二度と戻れない
音を立てて崩れた
僕らの距離が
元に戻せる日が来るなら
駆け抜けてく 想い出の世界に
連れ戻して もう一度
笑い合えるように
桜舞う 君の隣
夏の夜 浴衣姿
秋にある誕生日を
みんなで祝いたいな
悲しいほど無情な時計の針を
巻き戻せたら あの日の君と手を繋ぐよ
忘れていたあの日々を
思い出させて
今では 帰れない
あの頃へ
駆け抜けてく 想い出の世界に
落としてきた 星屑 蜃気楼
遠くに見えた 「今」はもう 追い付いて
振り解けない
君にはもう 手が届かないよ
想い出になった日々を
楽しかったあの頃を
止まってしまった時間を
また取り戻せますように