目に映るあなたの 一挙一動を、空虚な期待に繋げてしまう。
あたしの全てを 差し出しても 触れもせず微笑む。あたしは恥じた。
「アサハカ」
転がり出したら、止まらない。
その最果てに あるものは何?
あとほんの数ミリの距離を 埋める手立てだけ、なにもない
あなたは隣で 笑ってるのに 二人の影は決して触れない
あなたに触れれば あたしの心も浄化されるようで
「アサハカ」
あなたは「綺麗」で あたしは「穢れ」
交じり合えたら何色になる?
あとほんの一粒の雫で 胸が、想いが、張り裂けそうだ
あなたの唄は あたしに触れず ずっとずっと遠くを見てる
変わり始めたあたしを前に あなたは尚も微笑む
理由なんて無いから 言葉じゃ埋められない
歪んだあたしに、あなたが触れて。
その時、終わり、始まる…
あとほんの数ミリなのにな あなたの唇に届かない…
雫を落として。あなたの手で あたしを抱いて 壊れる程に
あとほんの数ミリの距離を 埋める手立てだけ、なにもない
あぁ、あなたに あたしの唄が響きますように…