僕達はこの世界を 口を揃え「地獄」と呼ぶ
赤い雨が降り注ぎ どこかでまた叫ぶ声が…
奇妙な唄を奏でる…
あの雲から垂れ下がる 銀の糸を辿り行けば
存在する「楽園」に憧れては 天を仰ぐ
優しい風と光に抱かれて
静かに眠りに落ちたい
罪を犯し この場所に落ちた
僕の叶わない夢…
永遠に続くこの苦痛が また
僕の憧れを強める
我を忘れ この手に絡めた
楽園に続く糸
優しい風と光に抱かれて
静かに眠りに落ちたい
思い描き続けた通りの
情景に息をのむ…
眩過ぎる楽園…
手を伸ばした刹那
認められない僕の
糸が切れ…た…
詞・曲/カナハ