初めて出会った日と同じような 街を包む冬の風
記憶の向こうで君の声が聴こえる
いつかは消えてゆく事が 人の運命だと言うのなら
永遠なんて言葉 ただ虚しいだけなのに
逢いたくて 逢いたくて 君を求めるほど
風の向こう ふわりと手をすり抜けていく
かじかんだ手の中 消える冬のカケラ
痛みだけを残して
僕ら何のために命燃やし 日々を削っているんだろう
生きる事は 時につらく 頼りない
それでも君が見せたその笑顔は 僕にとって生きる意味を
生きる事の価値を 教えてくれたはずなのに
伝えたい想いが溢れてゆくほど
言葉は形を失い消えてく
例えばこの声が君に届いたなら
君は笑ってくれたかい?
いつかは消えてゆく事が 人の運命だとしても
伝えたい想いをこの歌に乗せて
空の向こう 遠い君へ届くように
この声に詰め込んだ君への言葉のカケラ 響け
今でも この先も 君を愛してる
喜び 悲しみ 共にいた全てを
忘れない 君を作るそのなにもかもを
ずっとこの胸に この歌に いつまでも