星屑の声
遠く近く 瞬きするような街の灯
一つ二つ 宿り木に降立ち消えてった

青空 夕暮れ 廻り往く世界の片隅
闇夜に微かな 星屑の欠片は届かない

幾つも出合いと別れ繰り返し
僕らは過ぎ往く今を生きている
ネオンと騒音の音から逃げるように
星降り注ぐ丘に立っていた

何故に広いこの星この地
生まれたのか知りたくて
目の前に散らばる無数の光
その中の一つ

笑い語り 僕らはこの日々を歩く
笑い語り 不安や恐れなど踏み越えて

故郷の校舎の壁 刻みました
未熟な心が描く道しるべ
叶えばなんて
現実に夢が朽ちていく中
消えないでと強く祈りながら

爪弾いた音に想いを乗せて
この空へ放ちました
儚くも届かぬ星屑の声
ボヤけた空に消えた

何故に広いこの星この地
生まれたのか知りたくて
足掻いてた日々の終着点に
貴方たちの 笑顔

栄光か 地位か
名誉か 金か
取り巻くこの
愛か

何でもいい 最後に
幸せですと
笑って消えればいいな

だから今