夜のトバリ
さぁ 夜が降りた

月は照らす、人を

悲しみにもよく似た光

部屋の中 一人

蹲り泣いた君も

いつかは月を見るだろう

悲しみにはもっと深い寄り添いを

忘却にはもっと鮮やかな想起を

救いではなく 月は淡い光

何をするも自分次第だ

今夜も月を見上げて何想う?

悲しみを照らす光なりけり

今宵も歩く 月影の道

去り行く君の

ウシロノショウメンダレ?