空見えます
茜色してます
沈んだ世界でも
光は届いて
空見えます
君も見たことない
様な綺麗で
儚い空
ビー玉引っ掛けた様な
そんな様な
悲しくも泡にまみれた空
必ずくるんだほら
朝日は昇るからさ
息も飲めずに夕日を見過ごす
午後六時
回る回る時計の針は
過ぎる過ぎる時間を示す
けどねじっと見ていても
全然進まないから
生きる生きるために人は
揺れる揺れる電車乗って
錆びる錆びる時間と共に
大切さ忘れるんだ
空見てます
一番星光出す
共有できる君は
横にいなくて
空見てます
星を眺めてます
今日の空は
流星が舞って
空を描く
夢でも見ていた様な
そんな様な
幾つもの線が
空を描く
君も見てるんだろうな
なんて思いながらさ
願い事を探し出す僕の
世界の夜明け前
産まれ生まれた世界の中で
死んで忘れられてく事を
仕方ないと思えてた
そうだと教えられたから
けどねそれは違うからさ
そんな言葉軽いからさ
僕が証明してやるよ
世界の夜明け前には
見つけ出して継がせてやるよ。
夕日と共に世界に息を。
沈んだ世界を
泡で埋めてやるよ
声聞きたいよ
響かないよ
空見てます
茜色してます
カナヅチなのか
世界から抗うのか
未だに沈んだまま
息苦しく生きてる
君の元にやっとほら