愛の数だけ歌がある
愛の数だけ歌がある 誰かに伝えたい言葉が
空気を揺らしながら広がって いつかは大気に消えてく

愛の数だけ歌がある 虫の歌にも愛がある
たとえ誰も知らなくても 世界中で歌は生まれる

きっと 広い地球の 長い歴史に 心のない歌なんてないんだ
いつか消えるとわかっていても 泣きたい気持ち 僕の外に広がれ

君は聴いてくれるかな? 遠まわしになったけど
この歌も そんな 歌


せめて歌だけ歌わせて 何も邪魔はしないから
どんな町にも夜があるように 世界中で歌は生まれる

きっと 銃声だとか 爆発だとか 音が歌を消す国もあるだろう
歌が世界にあふれるのは それでも負けず歌う人がいるから

銃の撃ち方も知らない 甘ったれた僕だから
僕はそんな人が 好き

きっと広い地球の長い歴史に 心のない歌なんてないんだ
誰かの胸で気持ちあふれて 初めて歌が生まれたその時から

きっと未完成だって 口笛だって 心のない歌なんてないんだ
いつか消えるとわかっていても 泣きたい気持ち 僕の外に広がれ

君は聴いてくれるかな? 遠まわしになったけど
この歌も そんな