12月のlove letter(short ver.)
待って まだ行かないで
僕が眠るまで
たったの1秒でも
月明かりの間は

そうだ 映画を観よう
君が眠るまで
今目を瞑ることが
ただ怖くて

明日、どこへ行こう?
そう言うと大袈裟な笑顔で振り返って
また会えるって 身を寄せた

まだ明けない夜
朝の切れ間に
“おかえり”って言えそうで
少し照れてた


10℃以下の部屋
ストーブと電球のイルミネーション
こんなんでゴメンな、なんて
情けなくなって

何の気も無しの
僕の言葉じゃ
絵になるワンシーンには
程遠くて

余計な言葉で
不意に流させた涙もあったな
何度だって 間違えて

ほら、また今夜も
笑顔取り戻そうと
必死になっている
バカみたいだ


泣いて笑って少し疲れ
見上げた夜空に救い求め
さっき見た映画のようにいかないが
不器用なりに抱き寄せるよ


まだ明けない夜
君が笑ったら
話の続きをしよう

降り出してしまった
雨に紛れて
泣き止んでいたのかい
ちょっとズルいな


泣いて笑ってまた笑って
見上げた夜空 変わりに泣いて
12月みたいだ 君はいつも
忙しなく君が過ぎる

明日、雨でも出掛けようか


待って まだ行かないで
私の服が決まるまで
傘はいらないね
今日は手を繋ごう