街をピンク色に染め上げた
見たこともないような夕焼け
こんな日はイヤでも 思い出してしまうんだ
君に奪われた心 急に返されて戸惑ったあの日
長い年月とは裏腹の あっさりしたもんだったなぁ
「ちょっと待ってよ…理由が解からない」
「ただの心変わりよ」
「もう一度考え直してよ」
「すがる男は嫌いよ」
…君らしいね
とんでもない女の子だけど 忘れられない女の子
誰に何と言われようと 君はでかい顔していればいい
君が世の中お金よって言う度に僕はいつもムキになって
宮沢賢治じゃないけど “ささやかな幸せ”を主張した
だけど実際今のこの世界は お金によって造られてて
その“ささやかな幸せ”も福沢諭吉が運んでくるんだ
気が強くて 意地っ張りで 負けず嫌いの気分屋で
怒らせると手も足も出るし たまにモノも飛んでくる
月いちで何故か 決まってやってくる
魔の4、5日なんてのは そりゃあもう
機嫌とるのが大変で 落ち着かなかったなぁ
それでもやっぱり僕は 君が大好きだったなぁ…
とんでもない女の子だけど 僕が愛した女の子
誰に何と言われようと 僕は”いい女だった”って
胸張って言ってやる
いつか君がもし その”君らしさ”で
一人ボッチになってしまって
淋しくてどうしようもない時は
遠慮せずに僕のとこにおいで
誰に何と言われようと 構わない
君を解かってやれるのは 僕くらいのもんさ
…また逢いましょう!