流れに乗るを毛嫌いながら、波乗板をよいしょと担ぎ、
流行の波を、颯爽と跨ぐ。らしさと勝手を間違えて

其方、どちら様?其処に居る筈の君の影、朧気で   
道路の汚れた礫へと、嗚呼、消え入って


※イエーイ、聴け、この歌を
澄ませ、弐の耳を
開け、世界を無視した先の世界
イエーイ、張れ、其の声を
放て、意思の矢を
唸れ、眼の中の現実の果て迄


破戒の歌に酔い痴れながら、戒めもって空気を躙り
易く「悔いは無い」と吐く君を読む、壱百を超えても今のまま

だから、どちら様?過去に居る筈の君の影、曖昧で
吐き出す物も選ばず、言葉の飛沫に、嗚呼、消え入って



誰も彼もが只間違え道を歩き、其れに気づかず同じ道標を立てる
右も左も行き着く先は、「大体(いい加減)」の山
多くを見なくても良い。確信的で行け。なので

※×2

イエーイ

イエーイ