狐びうてぃ倶楽部
娘やとおりゃんせ
2段登って二歩下がる
しし鍋炊いて
火の嵐
狐びゅうてぃ倶楽部

おっかあ、とおりゃんせ
3段降りても同じ場所
ぐつぐつ煮えたーしし鍋や
狐びゅうてぃ倶楽部

たま坊や、とおりゃんせ
6段降りたらこけちゃった
しし鍋頭にごっちんこ
狐びゅうてぃ倶楽部

(語り)
我々にとっての異物は、異物にとっては不動の普遍的存在です。ん、つまり異物にとっての我々は、これ以上ない異物であり、時と場合によってはその存在さえ危うくなる危険性をはらんでいる訳で…

(語りべRAP)
今は昔天下徳川の世
華の江戸にゃあ娘がおった
欲が興じてエステ通い
厚い化粧も飽きたらずんば
面をかぶって隠れ隠れ
びゅうてぃ倶楽部に手を出しちまった
世にも恐ろしびゅうてぃ倶楽部やれ

みんなでとおりゃんせ
しし鍋かぶってささぐれた
痛い、痛いと泣き叫べ
狐びゅうてぃ倶楽部

この子もとおりゃんせ
一度くぐったら帰れない
しし鍋炊いて遊びましょ
狐びゅうてぃ倶楽部