ふわりとぶ
飛び方を忘れた 名もなき飛行機
エンジンさえつけずに ホコリをかぶった

「ねぇ、もう一度」

そう
ふわりと風に吹かれよう
風船のようにどこへでも行けるんだ
そうだろ?

そう
ふわりと風に吹かれよう
風船のようにどこへでも行けるんだ
そうだよ

ふわりと飛んでゆけ