波間の追憶
水槽の中で 思い出してる
一定のリズムで 海が泳いでいる

昔とは随分変わった
窮屈なリズムに 時は過ぎて

消えそうな 夏の記憶 波がさらって
冷たくて 足が攣って 動けないよ

そっとしまって 夜の火花
照らすは あの小さな幸せ
同じ夜はもう来ないからせめて隠させてよ

日が経つ毎に 時は早足で
息継ぎは上手くやれてる?
そっちの世界はどう?
懐かしく思う?
足も埋まって
さぁ もう ほら カエレナイヨ

無くしたはずの思いでも
溶ける雪が綺麗に流して
この暗い空に花をどうか届けにきてよ

支えて 壊れて 消えて 泣くのは
あと何度目かの 夏でオワル?