落ちたリンゴのように 壊れゆくこの現状
全部、仮(うそ)にしたって 消えゆく物
逆さまになったって 見えぬその真実は
もう戻れはしないさ いつまでも
孤独を切り裂いて 自由をくれ
*逃げるように降る雨を 見つけることは無理だろう
サビついた手の行く先にあるのは 乾いた幻だけ*
午前0時のように 変わりゆくこの現状
繰り返したくたって 二度はないモノ
電子頭脳にだって 理解はできないさ
最後の1秒まで 盗まれる
静寂の中には 紛れないさ
*消えるように降る雨を 手に入れることは無理だろう
諦めた手の行く先にあるのは 波打つ階段だけ*
今あがいたって 理性はエニグマには届かない
廻り狂って叫んだって
*逃げるように降る雨を 見つけることは無理だろう
サビついた手の行く先にあるのは 乾いた幻で
消えるように降る雨は やがて晴れる日が来るだろう
すべての答えは いつでも エニグマの中にある*