真夜中は3時スクーターに乗っかり
だだっぴらい夜道を走っていく
急に降り出すは雨
僕の悲しみみたいと
笑えずに泣いた泣いた
頬を伝ってく冷たい滴は雨か?僕の涙か?
僕を作ってく冷たい世界の彼らは嘘か?本当か?
止まる(とどまる)事を知らない雨のその潔さに少々嫉妬
止まる事しかできない僕のその愚かさを写すように雨は降り続く
走り疲れた様夜は更けたまま
僕は飲まれてくだけ
口から垂れてくものはそうなのさ
雨とでまかせの決意
やればできるんだ弱者の馴れ初め?笑えすらしない
僕を笑ってた奴を見返すか?
なんて嘘もいいとこ
昨日誓った固い決意も
こんな雨にかき消されていく
己の甘さに嫌気がさすだけ
変われないまま雨がまた笑う
誰に笑われ何になるんだ?
僕の決意は雨のよりも
固く強く揺るぎもしない
誰に何と言われてもいいさ
雨に打たれて風にさらされ
決してきれいな姿じゃなくとも
もう迷わないもう止まらない
雨が止んだここから始まるさ