俺たちは何もなくて ただ彷徨い続けた
でも祈りの音は嘲笑うかのように かわるがわる時間を進めた
されど蒼の焔を紅く染め尽くして 白の絵を黒く塗り潰して
すがりたいがわからない 誰も心情なんて知らない
結局何もうまく伝えられない だけど
今夜も月が空照らして それに手をかざすんだ
届くはずないけど 確かに掴んだ気がした
最後の欠片掻き集め 胸に刻み込めるのさ
あてはないけど どこまでもゆけるだろう
忘れないように 憶い続ける
彼奴は今フラつきながらも 日々仕事に追われて
でも悪魔たちは宙を舞い舞って 用もないのに未来壊しはじめた
そして地を駆ける馬に羽根を与えて 火の鳥に水を宿してくれよ
叫びたいが聞こえない 誰もこの感情に気づかない
どうか君だけにはわかってほしい だから
今夜も月が空照らして 心に浮かぶんだ
悲しくはないけど 涙が溢れて止まりゃしない
パレードの続きが見たいと 彼女は願ってた
容はないけど今も鳴り響く
ロックンロールバンドの話の続きしようか
それでも世界は転がっている
今日も花が枯れた 咲いた
今夜も月が空照らして ここで歌うのさ
さよならはないから いつまでも傍にてくれよ
最後の欠片掻き集め 胸に刻み込めるのさ
夢でもいいから この手で抱きしめたい
パレードの続きが見たいと彼女は願ってた
羽根はないけど どこまでもトベるだろう
枯らさないように 今日も咲かせよう