何もそんなに訴えることもなくただ黙々とサメた面して喰うな
何も大してわかってねぇくせに大体の感覚で人を伐るな
ボルテージが頂天立つ前 摩天楼に今、焰が灯る
朝焼けで雨が降った時 いつものバッハが啼いて
急ブレーキの音と重なり合い 俺の感情に迫る
スタンドの女感じ悪く 気怠そうにこっち向いてさ
All right. All right. All light.
今日はあの娘に会いにゆこう
泣き出しそうな鼓動溢れて 増してビートの波が押し寄せる
16で聴いたあの声は 今も響いて
この街はいつもと同じで 時は無惨にも過ぎ去ってゆく
約束したのは覚えているか お互い腐ってたあの頃にだ 覚悟を決めたらこっちにこいよ
夕方17時半新宿歌舞伎町安上がり系列飲み放題でどうだ
この前言ってた気になるあの子と最近の仕事の話をしようか
酔いが回る前にネクストへ 夜の街の明かりが燃える
暗がりでサンダーが落ちた時 いつものラモーンが叫んで
レコードの回転加速して 俺の激情に触れる
深夜のニュースを見ていたら 不手際なキャスターが笑顔でさ
Good Night. Good Night. Good Night.
いい夢を見させてくれ
投げやりの恋はいつか弾けて 冷たい風が俺をブッ飛ばす
わかっているけど詰んだ だから泣いて
投げ出しそうでも走り続けて 新しい光がまた射し込んでくる
悲しい笑顔のアイツを見たが 結局何も言えず突っ立ってた どうしようもないこの気持ちはこのまま
どこへゆくのだろう
寒空の下 肩寄せあって 温もり感じたら それは美しい
二人の始まりはだって だいたいこうだろう
壊れかけてたハートは暴れ出し 身体中の鮮血湧き巡る
やっといつものお前に会えたな なのにこのまま帰るつもりなのか だったら迷わずこっちにおいで
その声で その歌で 聴かせてよ 響いてるから
その声が その歌が 聴こえたら
世界は変わるだろう