ぽっかり空いた胸の奥 サララ 通りぬけてく
きっと 交わるための最初の言葉さえも知らない
帰り道 遠ざけて まだ、まだ、 君を探す
会えたなら隠れて 「ハロー、ハロー、ハロー。」
ぼくらが何をしてても サララ 何処を吹く風?
ずっと空は巡り花は枯れ
通り雨が綺麗で
言える言葉ならたくさんあるのに、
伝えたいことはいつも言えないまま。
帰り道 ふざけて 「やだ、やだ」
世界にとって大切な言葉は
ハロー、ハロー、ハロー。
ぐっと近付いて ピントを合わせて
見えない未来 遠い願い
見透かしてみせよう!
誰も私に気付かず通りぬけてく日々を
そっと彩る君の名前の綴りさえも知らない
向日葵に隠れて 『ねぇ、ねぇ、君のことが…』
そんなこと言えない
ハロー、ハロー、ハロー、ハロー!
声に出せないこと心で繰り返して
いつかここで逢えたなら
「ハロー、ハロー、ハロー。」
真っ赤な花火のように燃える空を見ていた
ふっと 鼻で笑って忘れて
寂しがりはおしまい。