作詞:星花 作曲:蛇火
忘れないで ここに私がいたことを
めぐる星が気づくはずもない声を
編みこまれた偶然は
果てもなくつながって
よせてはかえす波に
はじまりの種を蒔く
増えゆく想いは絡まりつづける螺旋
時がくれば ほどけゆく弱い糸
それでも忘れないで ここに私がいたことを
小さすぎて 届くはずもないけれど
その高みで 微笑んでいるんでしょう?
聞こえるなら その目を向けて
どうか
あふれるほどそそがれる
幸せに気づいても
求めてしまう
捜してしまう 足を速めて
その手が持つのは ゆるやかな振り子時計
ひと揺れさえ 見ることもできなくて
それでも忘れないで ここに私がいたことを
またたく間に 消えゆく祈りだけど
その高みで 微笑む顔をみせて
聞こえるなら その目に映して