溜め息で繰り返される日々を
あくせく働いて君のことも忘れそうだ
一つ二つと考えることが増えて
三つ目に君以外を考えるとしよう
きっかけが多すぎて泣けるよ
歳月よ
二人だけの夜よ
今は
何も感じなくて
外は雨降りの町
たてた予定は白紙
湿った部屋で二人きり
「たまにはいいね」なんて
曇り空 6月の匂いが
何か思い出させるよ
君のことかどうか
解らないくらい体に染み付いて離れない
あの時の君よ
二人だけの夜を
今は 何か言えそうで
君は 雨音が止まり 時間を止めたまま 僕に見せるよ 星の降る夜
歳月よ
二人だけの夜よ
今は それだけを唄いたくて
君よ