白い布
「白い布」 作詞、作曲/sun-chu

色褪せた白い布が 
風に吹かれ今日も揺れる
穏やかな日々の中で
忘れきれない人を想う

肩を抱いてた手は今は銃を握り
偽りばかりの名誉を手にした
義務感の果てにまた引き金を引いて
待つ人のために生きたいと願う

昔描いたような未来はどこにあるの?
赤く染まった血だらけの夕日の下で…
あなたを想って生きてゆけるなら
まだまだ笑ってゆける気がした

つないだ季節数えてみて
数えきれない涙流す

月明かりの下空を見上げ思う
空が続くならこの声響くかい?
叶わぬとわかっても叫び続けては
星が鈍い光りでこたえるだけ

誰かが描いた未来をのぞむから
赤く染まった体はもう諦めたよ
この先の道であなたが笑えば
少しは笑って逝ける気がした

僕らが描いた未来と違うけど
赤く染まった体はもう諦めなきゃ…
例えば命が繰り返すのなら
次もその次もあなたの側で ah…

帰りを願った黄色いハンカチーフ
庭先の落葉樹にくくりつけた
一つの願いもかなえてやれずに
少しだけ早く行くけど…また会おう